西国三十三所【滋賀県】詰め込みまくりツーリング #5
西国三十三所巡礼ツーリング、竹生島宝厳寺には、すでに参拝しているので、石山寺、岩間寺、三井寺、長命寺、観音正寺を巡ります
10月末に行ったのですが、朝に気温は13度で昼の気温が23度予定と気温差が10度あるので、ジャケットとグローブの選択が難しい季節です
ライダーズジャケットはプロテクター付きパーカータイプでグローブは夏用で出発
お天気アプリの予想気温は13度と予定通り、これならちょっと肌寒い程度で全く問題ない
下道を大阪から京都の京田辺市に入った辺りから山間部になるので、気温も急降下
橋の上の温度計は10度、凍結しやすい場所なので特に低いと思うけど、少し夏用のグローブではちょっと厳しくなってきたし、パーカーでは肌寒い
滋賀県に入ると、霧で視界が悪い、途中の温度計は12度で普通に走れる温度になってきた

本当にこの時期は気温差が10度以上あるので、ライダーは装備が難しい
西国第十三番 石光山 石山寺
8時過ぎに石山寺、観光駐車に停める、バイク置き場は料金所のすぐ横でした
朝早いので観光客も少ない
とにかく広い、パンフレットの地図を見ながらじゃないと、参拝順路が分からない
仁王門をくぐってしばらく進むと受付で入山料を支払う

国の天然記念物に指定されている硅灰石(けいかいせき)、石山寺の名前の由来とも言われてて独特な形の石の塊がありますね

本堂の横の部屋で紫式部が源氏物語を書いたので、人形が置かれてました
そして後ろに控える侍女が、明かりに照らさてるのがちょっと不気味でした

そう言えば宇治にも紫式部の銅像があったので、宇治にも行って書いてたのか?
帰って調べたら、最初は光源氏のモテ男話で、終わりは光源氏死後の子孫たちの恋物語の舞台が宇治で宇治十帖と呼ばれてる事が分かりました
不勉強なので、光源氏のプレイボーイ物語だけじゃなかったのを知りました
本堂で西国三十三所御朱印頂きました

ここまでだけだと、山門からは10分ほどです
奥へと上って行きます
月見堂や多宝塔

更に奥の方にある光堂や紫式部像
今度は、登山道のような道を下ります、結構急勾配です

八大龍王社

鬱蒼とした森の中に池があり、お社があります
夕方とか暗くなると、ちょっと気味が悪いかも知れません
鳥居の方に近づくと、人影のようなのが見える
一瞬ドキッとしました
よく見ると参拝されてる方でした、実際に行ってみたらドキッとする気持ちが分かと思います
無憂園や滝を見て


帰る時、本堂からの階段の横に池があって池の奥の岩の方に行けるようになる胎内くぐり?、朝の時点では足元が濡れているので通行不可になっていた
が今の時間は通行可能になってる
当然くぐらせてもらう、かなり高さが低いのでかなりかがまないと頭を打ちそうになりながら通らせてもらいました

駐車場に戻ると約1時間程でした
本当は大阪からだと岩間寺から石山寺へのルートなんだけど、開門時間が岩間寺が9時で石山寺が8時なので効率よく回ると逆戻りするしかない
西国第十二番 岩間山 正法寺 (岩間寺)
正式名称は、正法寺
無料駐車場に停める

本堂で入山料と御朱印料を支払う


奥へと進むと
夫婦桂

西国三十三所お砂踏み

桂の群生などがありました

西国第十四番 長等山 三井寺
正式名称は円城寺
駐車場に入ると、係の方が一人?って聞いてきてそうですと答えると、一台なら特別に無料でいいよと、向かいにある駐車スペースを教えてくれて、無料で停める事が出来ました

ありがとうございました、ほとんどのお寺では、バイクに優しい対応をして頂いてありがたいです
ちなみに車と同じ料金だったのは、奈良県法華寺と大阪府勝尾寺の2ヶ所だけです
山門の横に袈裟を着た方が数名とスーツを着た方数名が立っていて、新華社通信様熱烈歓迎の看板が置かれていた
恐らくお寺側の関係者だと思う
一人がこちらが山門の写真を撮っているのが、分かっているのに門の中央寄りに立ったままで、端に寄ったりせずにずっと同じ位置に立ってる

口コミでも対応が悪い事務員がいるって書き込みを見かけたけど、その通りのようで、周りの人も気を使ったり出来ないのかな?
こんなんで気配りの全く出来ない人たちが本当に歓迎親善出来るのか?って思った、これまでの先人の作り上げた努力を無駄にされるお寺の方々でした
入る前からテンションが下がる
本堂

堂内には多数の仏像が間近で拝見する事が出来て、平安時代から江戸時代の仏像を比べるられます
不動明王のお顔が片目を閉じてるのと両目を開けてるの、仏様も半眼がほぼ閉じてて黒目の部分が分からないのとかもありました
時代や作者によって表現が違ってましたね
西国三十三所の御朱印は、ここではなく観音堂
本堂の裏側にあるお堂からは「コポコポ」と水が湧いてるような音が聞こえる、パンフレットに 天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉から、御井(みい)の寺と呼ばれるようになったと書いてあるので、まさにここが三井寺と由来ですね

弁慶が引きずったとされる鐘

一切経堂、お経が収められているお堂

内部に入る事が出来てお経ってこんな風に収められているのを初めて知りました
三重塔等を眺めながら先に進みますが、まだ観音堂は見えません

再びパンフレットの地図を見ると、門をくぐって階段を下りて右手にあるようです
階段を下りても300mほど先に見えましたが、近づくと微妙寺

十一面観世音菩薩が一部だけ朱色になっていてペンキがかかったように見えましたが、首元と右手首の辺りだけが、彩られているので最近彩色された感じで、本当に鮮やかな朱色だったので逆に違和感がありました
途中に茶店があり「弁慶力餅」ののれんが掛かっていたので有名なのかな?
毘沙門堂だけが、鮮やかな朱色で彩色が復元と書かれてました、お寺でもこんな鮮やかな配色をしてたんですね、ちょっと意外でした

そしてなぜが道端にポツンと液晶パネルがあって、お寺のPRや周辺の観光案内が映ってました

更に階段を上った先に観音堂が見えました

観音堂で西国三十三所の御朱印を頂きました、ここまで約35分ほどかかりました

駐車場に戻ると45分ほど滞在してました
最初に仁王門の画像が、関係者の気配りの無さで撮れなかったのでバイクを持ってきて撮影

このツーリングは西国三十三所巡礼ですが、1ヶ所だけ藤ヶ崎龍神社に立ち寄ります
湖岸沿いの道を走ると、琵琶湖に面する公園が多数あって駐車場もある
家族連れや釣り人が、それぞれの楽しみ方をしてました

藤ヶ崎龍神社
細い脇道に入って突き当りに駐車スペースがあり、鳥居とお社がある

こういう自然発生的なパワースポットが大好き
琵琶湖に面した岩の上に小さいお社があって、回してひねるタイプの施錠がしてあり開けると中に書き置きの御朱印がありました


金額的なのが書かれていないので、無料ぽいけど横の賽銭箱に御朱印代300円入れました

洞窟があって狭い通路の2mほど先に龍神が祀られいる

口コミには、パワースポットって言葉が多数書き込まれているので、すごいエネルギーを感じるって多数見かけたけど

期待したけど何も感じなかった
こちらの神様との相性は、あまり良くなかった、、、
いい感じのバイク映えが撮れるかと、鳥居の近くまでバイクを運んだけどちょっと離れていて、うまく撮れなかった

残念
西国三十一番 姨綺耶山 長命寺
無料駐車場の先に階段があって上っていくと山門があり、もう少し階段を上っていく


閼伽井堂、井戸があってお堂になっている

長命寺ってお寺の名前は、この水を飲むと長生きが出来るって言い伝えなのでは?
閼伽井堂が読めなかったけど帰ってから調べたら「あかいどう」と読み、仏様に備える水や井戸の事でした
長命寺の由来は井戸水では、無かったです
では長寿寺の由来は
武内宿禰(たけのうちのすくね)は、古事記や日本書紀にも登場する人物で、五代の天皇に仕えた大臣で、360歳の長寿
その武内宿禰がこの山に登り、長寿を願って 柳の巨木に「寿命長遠所願成就」と刻んで祈願したのが、由来のようです
三重塔は、彩色が修復されていてきれいです

本堂で御朱印頂きました


奥にもお堂が見えるので進んでいく
拝殿が舞殿のような様式の権現社

その先に鳥居
少し高い場所に鐘楼があって、中に入る事が出来て階段を上った所に鐘が吊り下げられてました
中に入る事が出来てちょっとうれしい

修多羅岩(すたらいわ)と書かれてて何かを感じさせる岩が見えて、何か多数の人の顔がぼんやり見えるような気もする

案内板には、当山開闢(かいびゃく)読めなかった 長寿大臣 武内宿禰の御神体
武内宿禰って名前は聞いたことがあるけど、何した人?って思いましたが、帰ってから調べたら上記の事が分かりました
まだその先には、お堂や稲荷社があり
太郎坊大権現(厄除けの天狗さん)の看板が見える
進んでいくと視界が開けて、展望台的な月見堂?が見える

琵琶湖が一望出来て眺めは最高

月見堂ではなく、大権現さまの拝殿的な建物でした

奥に急な階段があってお堂があります

本当に天狗さんが住んでるような空気感がありました
ここまで来て琵琶湖の絶景も堪能するのもありだと思います、本堂からは5,6分くらでした
ランチにはラーメンを食べに行きます
ちゃんぽん亭 近江八幡店
滋賀県でラーメンと言えば ちゃんぽん亭

最近関西では滋賀県出身のお笑いコンビ「ダイアン」が出演しているCMも流れています
定番の近江ちゃんぽんを注文、ちゃんぽんでも色々選べて後ろに人が立ってたので急いでボタンを押したら、トッピングの具材小にしてしまった、、、、
長崎ちゃんぽんとは、全く別物ですね
簡単に言えば、中華の豚入り野菜炒めが乗った醤油ベースのラーメンです

醤油ベースでラーメンのスープと言うよりも、お鍋のスープって感じの優しい野菜のうまみが溶け込んでます
ちょっと豚ぽい味もするけど、具材の味かも
最近塩分強めなラーメンが多いので、飲み干せる
半分ぐらい食べ進んだら、お酢を投入すると良いって書いてあったので実践

このお酢の瓶ちょっと癖があります
味は普通の酢なんですが、トラップがあるので注意
中華料理店に置いてあるお酢のイメージで投入すると、思っている倍以上の量で投入されます、最初はちょっとだけの感覚が必要だと思います
和風なお味でインパクトは無いけど、あと一口って飲み干す和風なお味でした

スープまで残さず頂きました、ごちそうさまでした
観音正寺
山道を上って行った途中に通行料金所があり、説明もしてもらえます
駐車場まで5分ほど、そこから険しい階段を10分から15分ほどかけて登らないといけないので、無理せずに休憩しながら参拝して下さいとの事でした
行き止まりが駐車場で、登山のような参拝のスタート
一定の幅や大きさの石段なら登りやすいけど、大きさや幅がまちまちなので歩きにくいので、疲れやすいと思う

ただ階段の手すりには、番号が書かれていて31からカウントダウンしている
15番で少し休憩して、10番でもう一度しばらく休憩
あとは一気に登り切る
約10分で登れました
登りきった所から少し離れた場所に車が停まってるぞ あれ??

別のルートがあるのか?
帰ってから調べたら、2ルートあるようでした
グーグル・マップの通りに走ってきたので、気づかなかったけど表参道と裏参道がありました
そう言えば、観音正寺林道入口って看板があったのは、そういう事だったんだと思い返しました
山門がないけど、別ルートならあるのかな?
お堂の一つが売店になってました
観音寺城跡って看板がありましたが、確かに眺めがすごく良い

本堂横に高さ1~2m程の石が大量に置かれている、自然に出来たのならすごいけど、人力で並べたならそれもすごい

変わったお地蔵さんがいらっしゃって、二体がお堂に並んで祀られていて縁結び地蔵と書かれていた

本堂横の突き当りに水掛観音さん、お寺の名前が観音正寺で西国三十三所観音巡礼なのでご本尊さん以外にも観音様がいらっしゃいましたね
本堂

御朱印頂きました

本堂の裏手にはお茶子稲荷があり、ちょっと空気感が違いました

下りの階段は手すりを持ちながら、サクサクっと下りれるので5分程で駐車場にたどり着きました
駐車場からの滞在時間は30分ほどでした
パワースポット巡りは終わって、天然温泉に向かいます
十二坊温泉 ゆらら
自転車・バイク置き場があって屋根もあるのはいいけど、バイクが入って行けるようになってない

たまたま駐輪数が少なかったから駐輪スペースに入っていけたけど、あと2台ほど停まってたら、入れない
バイク乗りには優しくない駐輪スペースです
料金は自動販売機

靴を下駄箱に入れて、鍵を渡して脱衣場のリストバンドを受け取るシステムで、浴場は2階

脱衣ロッカーは縦長でさらに奥行きがあるので使いやすい
室内大浴場は、少し温めの39度ぐらいなか?
高温サウナがあるが奥行きがあまりない、ひな壇が2段だが人が多いとすれ違えない感じでテレビはなし
露天風呂のヒノキ風呂がかけ流しらしいが、かけ流しとの事だが水位が変わらないので循環ぽいし、肌触りも普通でカルキぽい臭もしてる
本当に天然かけ流しなのかな?
泉質も温泉感を感じられず、湯上がりのホカホカも無く、翌日にはお肌スベスベになってる訳でもなく、全く温泉を感じられないかけ流し温泉でした
残念
安全運転で帰路に着きました
コメント