※ド素人が手探りでの作業なので段取りや手際の悪さがあると思いますが、初心者の方にはこんな失敗するって見本と素人が直面する細かい不明点には、参考になると思ってアップしてます
ハンドルグリップ交換
小雨の中を10分ほど走って帰宅
その一週間後に乗ったら、グリップがゆるゆるになってる
回したらぐるっと45度ほど回る

接着剤でとめる?
新しいのを買う?
値段を調べたら2,000円程で売ってる
ゴムの劣化もあるだろうし、交換に決定
色々あるけど信頼のデイトナ製と不安な中華製と値段の差は数百円程しかないので当然デイトナにする
気温の低い時に手が冷たくて痛くなってるだけだと思っていたけど、そんなに寒くない日でも1時間程走っていたら手がしびれる
これって寒さだけでは無くて、少ない振動が手を痺れさせてるんじゃないか?
ってちょっと思っていたのもあって耐震GEL タイプ
色はおじさんなので黒一色
って思って注文したら
黒/グレーでした(笑)

他に必要なのが接着剤
デイトナ バイク用 グリップボンド 12g ブラック 耐震ゲルタイプ専用 がある

でも調べていたら瞬間接着剤でなければ良いってコメントもあったし、先日バイクシートが裂けた時に使った
セメダイン スーパーXでも良いってコメントもあったので、自己責任でスーパーX

もう一点がパーツクリーナー
グリップを外す時に使用するのと、接着剤を外す時にも使える

まあユルユルになったら、専用接着剤にしたらいいや

まずは諸先輩方の交換記録を確認
準備品
交換グリップ(これは当然)
パーツクリーナー、今付いてるグリップを外す時に必要で付ける時にはちょっと塗っておくと付けやすい
接着剤、グリップ専用がありますね
バーエンドを止めてる形状を確認、フォルツァはプラスネジでしたが、六角のネジパターンもある
マイナスドライバー、専用の先が丸い千枚通しみないなのもある
ハンドルの先のエンドバーが接着してあって恐ろしく硬い時に力が入る特殊なネジ回しがいるかも
作業開始
エンドバーを外す
まずは、サイドを止めてるバーエンドをプラスドライバーで外す
数日前にバーエンドを止めてる形状確認(六角かプラスか)のついでにプラスドライバーで少しだけ回したら軽く回ったので安心していたら

トラブル発生
途中までは軽く回るのに途中から恐ろしく固くて回らない
押し付けながら回しても頭だけがなめる

このままだとネジがおバカさんになるので、一旦置いといて反対側にアクセルのグリップに取り掛かる
先送りしても一緒だけどとりあえず現実逃避
反対側のバーエンドのネジは最後まで軽く外せた

でもネジ部分がサビでは無い朱色なので、もしかしたら外れないように接着剤が塗っていたのかも

グリップを外す
グリップの隙間にマイナスドライバーを突っ込んで、隙間からパーツクリーナーをプシューを45度ぐらい位置を変えて2ヶ所すると簡単に外れました(1ヶ所だけでははずれなかった)

外したらなんとなく茶色い
爪でカリカリしたら張り付いていた接着剤がペロンと剥けます

接着剤の薄皮を剥がす
例えるなら、日焼けした後の皮のようになっていて
パーツクリーナーをかけて雑巾で強めにゴシゴシすると少しずつ剥がれてくる

諸先輩の作業を色々見てたけど、カッターの歯の裏で軽くゴシゴシて終わってたけど、接着剤残ったままでいいのかな?
通称 日焼けあとの皮を外しきらないと納得出来ないので、パーツクリーナーを吹き付けて
プシュー
ゴシゴシ
プシュー
ゴシゴシ
プシュー
ゴシゴシ
結局10分ほどかかって薄皮を剥ぎ取りきりました
やっとデイトナグリップの登場です
今まで付いていたのと比べるとちょっと細い

まあそれは慣れるだろうから良いとして
アクセル側(右側)は経が太いらしいけど、パッと見てもどっちがアクセル用なのか違いが分からない
グリップをよぉ~く見たら、Φ24㎜ って書いてくれてました
もしかしたら中華製なら書いて無くて分からないかも

ハンドルに接着剤を塗る
スーパーXを4ヶ所ハンドルに塗る

グリップの差し込み側にパーツクリーナーを塗って滑りを良くして差し込む
意外と簡単に入って行きましたが、2/3程差し込んだ辺りからちょっと付けすぎていたので接着剤がみ出てきた、はみ出たのを拭き取って奥まで差し込む
この時キチキチではなく少し隙間を開けとかないと、干渉してアクセルが戻らなくなるらしいです
バーエンドを取り付けて、アクセルが回る事を確認して今日の作業は終了

恐ろしく固いネジをどうするか?
確か固い時のためにトルクのかかる、ラチェットタイプのドライバーを用意していた方もいてたので、探して パームラチェットドライバー 強短 を購入

もしこれが駄目だったら、潰れたねじ頭を掴んで回すペンチ

それが駄目ならネジに新たな溝を打ち込むドライバー

強短(つよみじ)をぐっと押し付けて回すと固いけど少しずつ回る、いい感じ
回りきって着脱完了
やった!
すごいぞ強短
サイズ的にはかなり小さいので心配だったけど、やってくれました

ネジをよく見たら、ネジの途中に接着剤の塊が引っ付いてる

こいつが恐ろしく固かったかった原因かな?
パーツクリーナーで汚いネジを綺麗にお掃除
今付いてるグリップは、クルクルと45度ほど回ったくらいなので簡単に外れた
見たら接着剤が根本の方だけ付いてて先の方は、何も付いてない(少しくすんだ感じ色の違う所は接着剤では無かった)

そりゃクルクル回るはず
接着剤が付いてる面積も少ないので数分で綺麗になりました
接着剤が必要な所に付いてなくて、付けなくてもいい根本の接地するプラスチックに付いていた(一回こすり取った後の画像)

ハンドルグリップ取り付け
今回は薄く4ヶ所塗って、パーツクリーナーを吹き付けて、グリグリしながらグリップを差し込む


バーエンドを取り付けて完了

結局2日間に渡った作業になりましたが、バーに付いた接着剤を剥がす作業以外は至って簡単でした
とりあえず、ネジもそれ程ナメる事なく終了して良かった
あとは、グリップ用の接着剤では無いので耐久性がどんな感じかな?
追記
乾燥時間2日後に耐震GELの効果を確認してみました
これまで付いていたのより細くなってて振動が伝わってくるのは、全然違いが分からないレベル
元々夏用と冬用グローブを一年中してるので、違いが分かりづらいのか?
もしかしたら、耐震GEL用の接着剤じゃないからかな?
とも考えたけど根本的にこれまでよりゴムの部分が薄いので、そんなに変わらないと思う
2,000円程で簡単に交換出来るし、色付きだとドレスアップで他の人との違いも出るし、ユルユルにならなくても交換はありですね




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